マイホーム借上げ制度の申込みの流れ|相談から入居までの手順

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マイホーム借上げ制度の申込み準備を表す家・チェックリスト・カレンダーのイラスト
大垣 凜太郎

執筆大垣 凜太郎

JTIに7年間在籍・元専務執行役員(事業全体を統括)
イシズエ株式会社 代表取締役

プロフィール →

制度の情報は2026年11月3日にJTI公式サイトで確認しました。申込み時には、最新の約款と案内をご確認ください。

この記事の結論

  • 最初は、家を貸す目的と予定を整理して相談します。
  • 査定・申込みの後に、建物の確認や必要な補修を進めます。
  • 申込みと家賃の受取り開始は別です。最初の入居までの資金も考えます。

向いている人:家を残したい人、貸す準備を順に進めたい人

向いていない人:すぐに売却代金が必要な人、近いうちに家へ戻る予定が変わりやすい人

マイホーム借上げ制度は、相談した日に家を預けて終わる仕組みではありません。家の状態や家賃を確かめ、貸す準備を進めます。

この記事では、申込みの流れと、相談前に整理しておきたい情報をまとめます。書類を集める前に確かめたい点も、チェックリストにしました。

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目次

マイホーム借上げ制度の流れを3段階でつかむ

全体を「相談して比べる」「貸す準備をする」「入居を迎える」に分けると、今することが分かります。以下は、手続きを理解するための整理です。

1相談して比べる
家の情報を伝え、貸す目的と家賃の見込みを確かめます。
2貸す準備をする
説明を受けて申し込み、建物の確認と必要な補修を進めます。
3入居を迎える
条件と引渡しの予定を確認し、募集・入居へ進みます。

出典:JTI「マイホーム借上げ制度 ご利用ガイド」と公式noteをもとに当サイトで整理(2026年11月3日確認)。

相談、正式な申込み、契約成立、家賃の受取り開始は、それぞれ別の区切りです。どこから費用や義務が生じるかを、説明時に確認しましょう。

ステップ1|相談で家の条件と貸す目的を整理する

まず、家の所在地、所有者、住み替えの予定を伝え、制度を使えるか相談します。売るか貸すか迷っている段階でも、希望を整理して伝えましょう。

JTI公式noteでは、情報登録の後にカウンセリングと概算の家賃査定を行う流れを案内しています。登録カードの専門的な欄は、分かる範囲で記入できるとされています。

相談で伝えること先に考える理由
いつ家を空けたいか診断や工事、引越しの予定を組むため
将来また住みたいか貸す期間と、家を返してもらう条件を考えるため
売却も検討しているか家を残す希望と、必要なお金を比べるため
ローンや共有者の有無金融機関や家族との確認が必要かを整理するため
当サイトの相談準備メモ。正式な申込書類の一覧ではありません。

当サイトの無料相談フォームから送った内容は、同意に基づきJTIへお伝えします。制度の申込みや契約を、その場で行うフォームではありません。

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PR|お申し込み内容は、ご同意のうえJTIへお伝えします。無料相談・資料請求のご利用に費用はかかりません。

ステップ2〜4|賃料査定・申込み・建物診断を進める

家賃の見込みと負担する費用を確認し、納得してから正式な申込みへ進みます。建物診断では、貸すために必要な補修を確認します。

ステップ2|家賃の見込みを確かめる

最初の査定は、制度を使うか考えるための目安です。見込みの家賃だけで、住み替え先の支出を決めないようにしましょう。

JTI公式noteは、概算の査定と、修繕の方向性を決めた後の本査定を分けています。相談では、今示されている数字がどちらかを確かめます。

ステップ3|説明を受けて制度利用を申し込む

申込みでは、貸す条件や費用、途中でやめる場合の扱いを確認します。JTIのご利用ガイドに掲載された申込手数料は18,700円(税込)です。

申込手数料だけで貸し始められるとは限りません。診断や補修などの見積もりも含めて、支出を考えましょう。

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マイホーム借上げ制度の手数料と手取り家賃
費用がかかる時期と、手元に残る家賃を確認する

ステップ4|建物を確認し、必要な補修を決める

診断や調査では、家の状態と、貸すために必要な工事を確かめます。先に大きな工事を発注せず、必要な範囲と費用を確認して進めましょう。

1981年5月31日以前の建築確認や、大きな増改築の有無は、相談時に伝える情報です。建築年だけで診断の要否を自己判断しないようにします。

JTIは2026年6月の約款改定で、築後20年以内の建物の診断についても規定を追加しています。古い案内の築年数だけを基準にせず、現在の扱いを確認しましょう。

ステップ5〜6|契約条件・募集・家賃の開始を確かめる

補修と家賃の条件を整理したら、募集や引渡しの予定を確認します。申込みを済ませた日から、家賃が入るわけではありません。

ステップ5|条件を確かめて入居者を募集する

家賃、貸す期間、残す設備、家の引渡し日を、書面で確認しましょう。貸す条件を確かめたうえで、入居者の募集へ進みます。

借上げ契約が成立するのは、最初の入居者が決まった時点です。申込みや承認通知の受領と、契約成立を分けて考えましょう。

契約成立は「入居者の決定」、家賃の支払い開始は「入居した日」です。この2つの時点を分けて予定を立てましょう。

ステップ6|入居者の決定・契約成立から入居へ進む

家財を片付ける日、清掃、鍵や設備の引渡しを、担当者と調整します。自分の引越し日と入居者の入居日を、同じ日と考えずに予定を組みましょう。

JTIのご利用ガイドは、最初の入居者が入居した日から賃料の支払いが始まると案内しています。初回の送金額や対象期間は、契約時に書面で確認します。

入居後の空室時の扱いや、やめるときの条件まで確認してから進めたい方は、次の記事もお読みください。

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戻る時期や改修費など、利用前の注意点を確認する

相談から入居までの期間は、何で変わる?

相談から入居までは、おおむね3か月〜半年が目安です。家の状態や必要な工事、入居者の募集状況によって前後します。

予定を確認する場面相談で聞いておくこと
最初の相談住み替えの希望日から見て、今始めることは何か
診断や工事の前調査日、見積もり日、工事の完了見込みはいつか
募集の前募集開始に必要な準備は何か
引渡しの前家賃が入らない間の支出に、どれだけ備えるか
当サイト作成。期間を保証するものではありません。

相談では、募集・入居までの見込みと、長引く場合の予定を担当者に確かめましょう。

「何か月で入居するはず」と決めて資金計画を作らず、遅れた場合も住み替え先の費用を払えるか考えておきましょう。

マイホーム借上げ制度の必要書類と、先に探す資料

最初の相談は、建物の図面があれば進められます。正式な必要書類は、申込時にそろえます。書類の種類や提出方法は、担当者の案内に従ってください。

手元で探す資料・情報何を確かめるか
建築確認済証・建物の図面建築確認日や建物の形、増改築の履歴
土地・建物の名義が分かる資料所有者と共有者、権利関係
住宅ローンの契約・返済状況金融機関への相談や制度側の確認が必要か
火災保険・固定資産税の資料現在の契約と支払いの状況
設備の取扱説明書・修理の記録残す設備と、分かっている不具合
当サイトの準備用の例。提出必須書類や、有効期限を示す表ではありません。

必要書類は、提出時期・発行期限・原本か写しかを、担当者の案内で確認してください。

印鑑証明など期限が指定される可能性のある書類は、必要な時期を聞いてから取得しましょう。本人確認書類などは、指定された方法で提出します。

家族が相談を手伝うときに確認すること

ご家族が持ち主に代わって相談することも、代理で手続きを進めることも可能です。親の家を考えるときは、持ち主の希望と、家族が手伝う範囲を整理しましょう。

子どもが連絡窓口になる場合も、誰が所有者か、本人がどのように意思を確認できるかを先に伝えましょう。共有名義の家は、共有者の確認も必要です。

代理で手続きをする場合の書類や進め方は、本人の状況を伝えてJTIに確認しましょう。

代理で手続きをする場合も、持ち主の意思を確認して進めましょう。判断能力や相続登記に不安がある場合は、JTIと司法書士・弁護士などへ個別に確認してください。

申込み前の準備チェックリスト

次の表を使い、「分かっていること」と「相談で聞くこと」を家族で整理しましょう。すべてにチェックが付くことが、相談の条件ではありません。

確認すること理由確認する相手
□ 持ち主と共有者の名義申込みの当事者を整理する持ち主・共有者
□ 年齢と利用する事情年齢の原則と例外の確認が必要JTI
□ 建築確認日と増改築の履歴調査や補修の検討に使うJTI・建築時の資料
□ ローンの残りと金融機関賃貸利用に関する条件を確かめる借入先・JTI
□ 固定資産税・保険の状況貸している間の支出も把握する自治体・保険会社
□ 家に残す設備と不具合補修の範囲と負担を相談するJTI・担当事業者
□ 家を空ける時期と戻る予定貸す期間と引渡しの予定を考える本人・家族・JTI
□ 工事費と家賃を待てる期間支出が先に出ても暮らしが回るか考える本人・家族
JTIの条件を踏まえた当サイトの相談準備表(2026年11月3日作成)。正式な適格判定には使えません。

借上げ制度以外の方法も比べたいケース

家を残したい気持ちだけでなく、必要なお金と使わない期間も比べましょう。工事や入居を待てない場合は、売却などが合うこともあります。

今の事情比べる方法先に整理すること
まとまったお金が早く必要売却必要な金額と時期
短期間だけ家を空ける期間を決めた賃貸など戻る日と、延びた場合の対応
必要な工事費が大きい売却・ほかの賃貸方法費用に見合う期間、貸せるか
当サイトの比較の観点。各方法の利用可否や費用は個別に確認してください。
あわせて読みたい住まなくなった持ち家どうする?売る・貸す6つの選択肢を比較

よくある質問

Q. まだ住んでいる家でも、相談できますか?

住み替え前から情報を集め、家を空ける予定を伝えて相談する流れをJTIは案内しています。すぐに貸すと決める前に、必要な準備を聞いてみましょう。

Q. 相談したら、そのまま申込みになりますか?

相談・情報登録と、正式な制度利用の申込みは別の段階です。費用が発生する手続きと、進まない場合の扱いを確認してください。

Q. 書類が見つからなくても相談できますか?

JTI公式noteは、情報登録で専門的な欄をすべて埋めなくてもよいと案内しています。分かる情報を伝え、不足する資料の探し方を聞きましょう。

Q. 申込みをした月から家賃が入りますか?

申込みと家賃の受取り開始は別です。最初の入居までの支出と、初回に受け取る金額・時期を担当者に確認しましょう。

Q. 親の代わりに子どもが契約できますか?

ご家族による代理の手続きも可能です。本人の状況をJTIへ伝え、必要な書類や意思確認の方法を確かめて進めましょう。

まとめ|まずは家の情報と希望を整理する

この記事のポイント

1相談・申込み・入居を分ける
それぞれの段階で、費用と確認事項が変わります。
2期間と書類は個別に確認する
工事や入居を待つ間の資金も考えておきます。
3家族で希望をそろえる
家を残す理由と、戻る予定を先に整理しましょう。

ご自宅で使えるかを知りたい方は無料相談、まず制度を手元で読みたい方は資料請求をご利用ください。仕組みから確かめたい方は、次の記事もお読みください。

あわせて読みたい
マイホーム借上げ制度の仕組み・条件・費用
JTIが家を借り上げて貸す仕組みを確認する

出典・参考資料

本文の準備表・質問例は、上記資料を踏まえて当サイトが作成したものです。正式な手続きは、JTIの最新約款と個別の案内をご確認ください。

当サイト運営者(元JTI専務執行役員)が確認(2026年11月3日)。相談から入居までは3か月〜半年が目安です。初回相談は建物の図面があれば進められ、正式な必要書類は申込時にそろえます。ご家族による代理相談・代理手続きも可能です。

借上げ契約は、最初の入居者が決まった時点で成立します。契約成立時点について、当サイト運営者(元JTI専務執行役員)が確認(2026年11月3日)。

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この記事を書いた人

イシズエ株式会社 代表取締役。JTIに7年間在籍し、専務執行役員として事業全体を統括。東京大学大学院で都市工学、慶應義塾大学法科大学院で法律を学ぶ。当サイトの全記事を本人が執筆・監修しています。詳しいプロフィール

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